荒山徹

『友を選ばば』 荒山徹  講談社

ダルタニアン&柳生十兵衛、17世紀の最強タッグ完成! 敵は世界征服を企むケルト妖術師!?ねえ、朝鮮は、朝鮮ネタは(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ?荒山先生が始めて朝鮮ネタの無い小説を書いた。朝鮮人にしか意味の無い朝鮮の歴史の薀蓄が無いのでリーダビリティは荒山作品…

『石田三成 ソクチョンサムスン』 荒山徹 講談社

キングギドラ対ロプロス、二大怪獣夢の大空中戦実現!ロプロスは怪獣ではなくて正確にはロボットだろと突っ込むバビル2世マニアの方もご心配召されるな。柳生の太祖崇矩(宗矩とちゃう)がリモコンでロプロスを操縦しまっせ!(西暦669年の飛鳥時代ですが、それが…

『徳川家康 トクチョンカガン』 荒山徹  実業之日本社

本書のベストセリフ 「お江与を見る秀忠は、美しいものを仰ぎ見る、ただそれだけの純粋な目をしていた。男が女を所有物としてしか考えないこの時代、こんな目で女を見る男が、ああ、誰か他にいるとは迚も思えない」例によって時代を超越したジェンダー観が素…

『魔風海峡』 荒山徹 祥伝社文庫

風魔忍軍VS根来忍軍の勝者VS真田十勇士VS伊賀甲賀忍軍の勝者VS朝鮮超絶七忍。狙うは朝鮮に眠る時価300万両の黄金仏108体!初代二代目などと弱い量産タイプの悲哀を含有する服部半蔵もテレポートする超絶忍者だが、やっぱり雑魚(笑)。が、雑魚の悪…

『鳳凰の黙示録』 荒山徹 集英社

時代小説だが、時代を超越したジェンダー観が相変わらず素晴しいし、荒山独自の歴史観文明観も研ぎ澄まされた、22世紀に伝えるべき、21世紀時代小説の最高傑作!生物多様性とか地球に優しいという語句も出てくる未来への希望を語る美しい時代小説。

『海島の蹄』 荒山徹

「海島の蹄」 「真説・李舜臣」 「妖説・李舜臣」 「三別抄暴滅」 怪獣も妖術も忍法も剣法も無しで、史書の解釈の面白さを追求した正統派歴史短編小説集。「真説・李舜臣」と「妖説・李舜臣」のコンボ技が素晴しい!

『忍法さだめうつし』 荒山徹

「以蒙攻倭(イモンコンウエ)」 「忍法さだめうつし」 「怪異高麗亀趺」 「対島はおれのもの」忍法さだまさしと言うギャグを期待したが、それは無かったが、ガンダムネタとガメラネタが出て来たのは良かった。1275年から1450年までの朝鮮史が語られます。四…

『柳生大戦争』 荒山徹 講談社

タイトルは柳生一族が巻き込まれた朝鮮vs後金(清)の大戦争という意味である。最初の10Pと最後の10Pを朗読して聞かせて、同じ本だと看破出来る奴は一人もいないだろう。元寇で日本海に沈んだ朝鮮兵を弔う為に、命懸けで野蛮な敵国倭に渡ろうとする、朝鮮僧を…

『サラン 故郷忘じたく候』 荒山徹 文春文庫

「耳塚賦」 「何処か是れ他郷」 「巾車録」 「故郷忘じたく候」 「匠の風、翔ける」 「サラン 哀しみを越えて」の六篇が収録された短編集。全てが文禄・慶長の役ネタで、朝鮮妖術無しの地味な話で、描写が少なく歴史の説明が多く、ワクワク感が少ないが、最…

『柳生百合剣』 荒山徹 朝日新聞社

ゆり剣ではなくて、びゃくごう剣。でも、ゆりのタチ役のお姉さまも、美少年に狂うホモも出てくるから安心しろwセクースシーンは正常性欲の絡みしかないが…。『柳生薔薇剣』 でイイトコが無かった柳生十兵衛が大活躍!『柳生薔薇剣』 より断然コッチの方が面…

『柳生薔薇剣』  荒山徹  朝日新聞社

バラ剣ではなくて、ソウビ剣。 曹美と覚えよう。曹植さまは美しい貴公子、チィーちゃん、チィーちゃん、ハァハァハァ…。マジで曹植さまの話題も語られます。男同士のキスシーンはあるが、薔薇でもジュネでもサムソンでもなくて、アドンって感じ?柳生十兵衛…

『処刑御使』 荒山徹 幻冬舎文庫

世界征服を企む悪の組織大日本帝国に大韓帝国は占領された。悪の権化の占領軍の首魁の朝鮮総督伊藤博文を暗殺せよ!七人の朝鮮人コマンドは時を翔る。伊藤博文に護衛などいない、博文が少年だった時代に! 山風忍法にもタイムトラベルものがあるが、荒山先生…

『十兵衛両断』 荒山徹 新潮文庫

山岡荘八も五味康祐も山田風太郎 も、柳生十兵衛二人説を採っていたが、先達を越えるべき荒山徹 は、なんと三人説である。そんなもんで驚いてはいけない。柳生十兵衛の父柳生宗矩は四人出て来るw

『魔岩伝説』 荒山徹

本書は中国5000年の謎も絡む、壮大なスケールの伝奇である。このネタに気付いたのは荒山徹だけであろう。

『柳生雨月抄』  荒山徹

モスラや大蛸のような巨大怪獣や、怪人蠍男もオスカル様も、なんでも有りの妖術大戦の話だが、敵が朝鮮妖術師なので、朝鮮の歴史の説明が退屈だが、日本史のトピックの陰には、朝鮮の陰謀があったという、ユダヤ人の陰謀ものやニャントロ星人の陰謀もののよ…