2011-07-18から1日間の記事一覧
ゲイの新聞記者を主人公にしたハードボイルドというか、ゲイ文学。ゲイ・レズ・黒人・ヒスパニック・韓国人・身体障害者等のマイノリティがワサワサと出てくるのはさすがだが、本格推理としては真犯人がモロバレでダメポ。
重力・電磁力・核力・弱い相互作用とは別の第五の力が発見され、第六の力を探す過程で、第五の力で人類が滅亡しそうになり、人類滅亡を防ごうとする話である。
ボブ・ラングレー の『北壁の死闘』 へのオマージュ。ただし、登ったり降りたりするのはアイガー北壁ではなくて、マンハッタンにある40階建ての高層ビルですがw同じネタ使っているので、これを読む前に、ボブ・ラングレー の『北壁の死闘』 は読んでおこう!
山岡荘八も五味康祐も山田風太郎 も、柳生十兵衛二人説を採っていたが、先達を越えるべき荒山徹 は、なんと三人説である。そんなもんで驚いてはいけない。柳生十兵衛の父柳生宗矩は四人出て来るw
「揺籃の星」 に続くシリーズ第二部だが、 土星の衛星コロニーが舞台になるかと思いきや、破滅した地球に戻ってしまいます。原始時代に逆戻りした地球で、クロポトキンの社会主義を発展させた、貨幣経済システムを持たないクロニア理想社会を築こうとするが…
生体工学兵器にジャックインするサイバーパンクであり、謎の存在との戦争ものであり、生命言語を描くメタフィクションであり、ハーラン・エリスンの「北緯38度54分、西経77度0分13秒、ランゲルハンス島沖を漂流中」へのオマージュでもある。
10Pごとに何かが起こり、50Pごとに誰かが死ぬ、ノンストップアクションホラー!
犬の視点から人間を考察した哲学SFの傑作である。
これはネタバレしたらアカンな。クーンツ論で誤魔化そう。クーンツの小説はジャンルミックスなので、どう展開するか判らないのが魅力。恐怖の超常現象が起こったように見えて、実はスーパーナチュラルが登場しない、ただのサスペンスという落ちもありえます。
第6回日本ファンタジーノベル大賞 なので、それなりに面白いが、女率が高くて、魅力的な男が出てこないのがいまいち。