半藤一利

『「戦後」を点検する』 保阪正康 半藤一利 講談社現代新書

反日半藤と弟子(?)の保阪の漫才対談集。天皇に敬語を使わず「天皇は言った」等の文を書いたのは半藤が先駆けで、自慢する半藤に保阪が「半藤さんの『日本のいちばん長い日』では一箇所敬語使ってる!」と突っ込むのが一番受けた。 全学連運動の考察で、今は右…

『「昭和」を振り回した6人の男たち』 半藤一利 編著 小学館文庫

「日本人を振り回した六人〜歴史が転回するとき」 半藤一利 「満蒙に理想は実現せず〜世界最終戦論と石原莞爾」 利根川裕 「綱渡り外交が遺したもの〜三国同盟と松岡洋右」 土門周平 「戻せなかった歴史の歯車〜太平洋開戦と東条英機」 桧山良昭 「米内を斬…

『父が子に教える昭和史』 半藤一利&松本健一 他 文春新書

本書のベストセリフ大西瀧治郎中将「天皇の手をねじりあげても特攻機に乗ってもらう」 昭和天皇は死んで歴史人物になったので裕仁の抗議を気にせずに死ねばいいのにネタ出来るようになったのはいいよなw文春にはドンドン天皇暗殺計画の秘話を発掘して欲しい…

『戦争と天皇と三島由紀夫』 半藤一利&松本健一 他 朝日文庫

本書のベストセリフ三島由紀夫「ぼくは、むしろ天皇個人に対して反感を持っているんです。本当は宮中で天皇を殺したい」半藤一利 &保阪正康「昭和の戦争と天皇」 松本健一 &保阪正康「二・二六事件と三島由紀夫」 原武史&保阪正康「昭和天皇と宮中祭祀」 冨…

『あの戦争になぜ負けたのか』 半藤一利 他 文春新書

おんなじような面子集めてはおんなじようなことばかりネタにしている半藤ファミリーだが、例によってネタ被りは多いが、本書は、ネタの薀蓄合戦に留まらず、新しい史観を提供しようとしている志の高さがある。あの戦争をネタにすると自虐史観か自慢史観に囚…

『昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか』 半藤一利 文春新書

半藤一利 の他の本とネタ被りが多すぎるが、座談会の出席者が自分の博覧強記振りを披露しようと、ネタになってる人物のエピソードを捲し立てるが、そのボケに対する戸部良一 のツッコミが素晴しい!

『昭和の名将と愚将』 半藤一利 文春新書

本書のベストセリフ大本営参謀本部作戦課長稲田正純「ともかく悪いのはみんな関東軍だ、 現地が言うことをきかなかったからあんなことになった」司馬遼太郎「こんなやつが作戦課長だったのかと心底あきれた」

『ノモンハンの夏』 半藤一利 文春文庫

本書のベストセリフアドルフ・ヒトラー「日本の天皇は、ロシア最後の皇帝そっくりだ。 弱体で、臆病で、なんの決断も下せない。 天皇など革命の餌食になってしまえばいい。 日本と協調していって人気のあった例はない」 満蒙国境紛争が日ソ戦に発展したノモ…

『日本人は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか』 半藤一利&江坂彰 光文社知恵の森文庫

日本の失敗ネタ本はけっこう読んだつもりで、新しいネタは無いと思い込んでいたが、さすが半藤一利である。あまりにも馬鹿馬鹿し過ぎて、誰も信じないようなお馬鹿なネタも提供してます。

『ソ連が満州に侵攻した夏〜かくして天皇の軍隊は百万邦人を見棄てた!』 半藤一利 文春文庫

「ノモンハンの夏」で人気大爆発した半藤一利の醒めたドキュメントである。左翼ならもっと大日本帝国軍の悪とアフォさ加減を激情に駆られた文で追及して欲しかった(藁

『日本のいちばん長い日』 半藤一利 文春文庫

日本のいちばん長い日 決定版 (文春文庫)作者: 半藤一利出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/07/07メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 55回この商品を含むブログ (64件) を見る新刊屋の古本コーナーで250円でGETした。 反日左翼としての半藤味が薄くてダメ…