『日本史人物事典』 児玉幸多 編 講談社+α文庫

文庫だが二段組、700P強で、千人以上の人物を紹介しているが、

古代から現代まで2000年の歴史があっても、

日本は人材不足だなと痛感した。

三国志人物事典はたった百年で千人組めるよw

おっといかんいかん、時代は右翼、

天皇様を賛美しなきゃw

この本を読んで私は、天武天皇大海人皇子)のファンになりました。
天武天皇は漢の高祖劉邦のファンであり、

壬申の乱の時、漢の赤い旗を使用したのでありますよ。

天皇様自体が、中国の英雄のファンだったので、

日本人でも中国史萌えは全然OKww

偉大な天皇様に習って我々も漢に萌えよう!

将軍様は、ブス萌えの徳川吉宗がベストですな。

享保の改革の時、吉宗は自分も痛みを分かち合うと、

大奥のリストラに着手したが、

美人ばかり解雇したのはいいよな。

美人なら嫁ぎ先に困らないだろうから、

大奥を首になっても大丈夫だろうという吉宗の判断は素晴しいですな。

現代企業で、有能な奴から先に首にする社長はいないよな。

経営者で吉宗ファンがいたら、そいつは似非だと判断する。

この事典は教科書的な供述と作られた逸話も併記しているので、

読み物として読めんことはない。

が、面白いエピソードは、

幕末時代はどうしてもみなもと太郎の「風雲児たち」を想起してしまう。

風雲児たち」を読んだ方が有益のような気もする。

現代篇で西田幾多郎和辻哲郎が出てくるが、

林達夫が出て来ないのは選者の趣味を疑う。

知らなかった人物で面白いと思ったのは、

「関東防空大演習を笑う」「畜生道の地球」の桐生悠々ぐらいでした。

秋山兄弟も載ってないのはセンスが悪いね。

この本の左翼系の婦女子はみんな、夫や愛人の影響受けてるので大笑い。

で、一番唾棄すべき軟弱な左翼は大杉栄にケテーイ!