2011-05-28から1日間の記事一覧
劉備玄徳が一番かっこいい三国志。剣法家としても張飛に引けをとらない。戦場の描写が秀逸である。死体や骸骨フェチの人は必見。さすがは暁戦闘隊の作者である(軟弱サンデーにも戦記漫画が連載されていた時代があったのだよ)
三国志の解説本の量だけなら多分日本一の守屋洋原作だが、解説本のどれを読んでも同じ内容の人だから、この漫画もあたりさわりのない平凡な作品である。楊脩徳祖は登場しませんが、コマの外に無数の補足文が書かれている構成で、欄外の文では楊脩の鶏肋事件…
池上遼一もどき絵の香港漫画家の作品。蜀中心の為、魏や呉の人物は名前さえ紹介されないパターンが多い。内容はよくある蜀ものだし、絵がズバ抜けて凄いというわけでもないので、読んでも何も残らない平凡な作品。楊脩の顔はまあまあカッコいいんだけどね。
田中芳樹が歴史の捏造だと怒り狂っていたトンデモない三国志である。OPクレジットに立間祥介訳「三国志演義」よりと出ますが、大嘘である。演義より蜀贔屓が酷い滅茶苦茶な話である。
日本の歴史教科書には書かれていないが、 アジアの教科書にはこんな風に日本軍の悪行が書かれています、と紹介した左翼向けの本。 だと誰でも予測すると思うが、リアルな描写は少なくて、 悪の枢軸国としての大日本帝国の知識を求める人には、やや期待外れだ…
越田稜編集の「アジアの教科書に書かれた日本の戦争」と被るネタがあるが、 中国は統一教科書なので、被っている中国の中学生の歴史教科書ネタは、 全く同じ本を元にしている筈であるが、数字が違う箇所があるのは、 翻訳の違いでは説明出来ませんね(藁。
絵本みたいな製本だが、こんなもんで情操教育される子供はえらい迷惑だ。(藁 日本軍が虐殺した中国人の死体の写真もバンバン載っているが、イラストはへたすぎて笑える。 昭和天皇もヘタクソなイラストで登場し、中国人虐殺を褒め称える言葉を述べているが、…
中国への侵略戦争の加害将兵の告白をまとめたもの。 初年兵時の実的刺突訓練(ワラ人形ではなくて拉致した中国人を銃剣で刺殺する訓練)は、 どの将兵も同じようなエピソードになるのだから、 似たようなエピソード(命乞いする中国人:「私は中国人兵士では…
共産主義が大嫌いで東条英機を尊敬する戦中派の著者が、南京大虐殺説などを 唱える左翼(正確には反日主義者、アメリカも含まれる)の陰謀を糾弾する本。 右翼向けの本としてとても判りやすい(藁 国という概念に拘りすぎで、思想書としてのアウフヘーベンはな…
ハードボイルドミステリホラーSF冒険小説として、もっともっと面白く書けたと思うが、正紀20代の作品なのでしゃあないか。黒歴史として封印するほど酷くはないが、正紀コンプを目指している人は後回しでもいいか。