『三国志』 園田光慶 講談社漫画文庫
剣法家としても張飛に引けをとらない。
戦場の描写が秀逸である。死体や骸骨フェチの人は必見。
さすがは暁戦闘隊の作者である(軟弱サンデーにも戦記漫画が連載されていた時代があったのだよ)
呂布はハンサム説とブサイク説があるが、この漫画では原始人タイプである。
だが、最後に劉備に謝りながら死んで行く呂布はなかなか魅力的である。
問題は諸葛孔明の顔である。シリアスな作品の筈なのにギャグでも前例のないとんでも
ない顔である。
孔明ファンが読んだらコケルであろう。
劉備の死で物語が終わってよかった。あの孔明が主役として毎ページ登場したら脳みそが破裂してしまう。
- 作者: 久保田千太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992
- メディア: 単行本
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