『マンガ三国志』 守屋洋 とみ新蔵 三笠書房

三国志の解説本の量だけなら多分日本一の守屋洋原作だが、

解説本のどれを読んでも同じ内容の人だから、

この漫画もあたりさわりのない平凡な作品である。

楊脩徳祖は登場しませんが、コマの外に無数の補足文が書かれている構成で、

欄外の文では楊脩の鶏肋事件は語られています。
漫画と解説文を平行して読ませる方法がはやったら白けるよね。

守屋洋の本はまるで個性のない新しい視点のない内容だから、

金儲け主義で同じ事を繰り返して書くのだと思って嫌いだったが、

知ってるつもりに解説者として登場した彼の姿は優しいおじさま風で、

ちょっとイメージ違った。北方謙三みたいな容姿だと思いこんでた(笑)

もちろん知ってるつもりでもあたりさわりのない無難な発言していた。

マンガ三国志〈上〉覇権をめぐる野望篇 (王様文庫)

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マンガ三国志〈中〉智略の激突篇 (王様文庫)

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マンガ三国志〈下〉最後の死闘篇 (王様文庫)

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