語学

『英語の壁』 マーク・ピーターセン 文春新書

本書のベストセリフ(ベストギャグ)George W. Bush "Neither in French nor in English nor in Mexican."ジョージ・W・ブッシュ「フランス語でも、英語でも、メキシコ語でも」 何がおかしいのか判らない人は、スペイン船に乗せてフランシス・ドレイクに退治し…

『「不思議の国のアリス」を英語で読む』 別宮貞徳 ちくま学芸文庫

本書のベストセリフ(ベストギャグ)「"Love makes the world go round."愛が世界を動かす(世界一周新婚旅行)」 全文対訳ではない。文法の勉強になる箇所と、面白い箇所を抽出して訳を付けておられます。他の訳者の誤訳ネタは上記以外に傑作なのがポンポン出て…

『日本人をやめる方法』  杉本良夫  ちくま文庫

ハウツーものかと思ったが、比較文化論による日本人論である。実は共産主義の全体主義の人権侵害国家日本!世界の敵、地球の敵の日本を棄てて、世界市民になる動機を固めるにはいい本である。著者はオーストラリアに移住したので、オーストラリアの情報しか…

『言語学 私のラブストーリー』 千野栄一 三省堂

千野栄一の仕事で一番有名なのは、 カレル・チャベック作品の翻訳だろうが、言語オタクの千野栄一にとって翻訳業は余技に過ぎない。千野栄一は世界一の言語学者である。習得した言語は10を越え、覚えても覚えても言語に対する愛が尽きない千野栄一は、自分…

『はじめてのスペイン語』 東谷穎人 講談社現代新書

はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)作者: 東谷穎人出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/01/17メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (10件) を見るギャグ交じりでヒジョ〜に面白い!例文にゴヤやベラスケスが登場するセンスもビバである。…

別宮貞徳氏以外の誤訳ハンターたち

というか、私の好きな英語関係者です。こいつはGOODではなくてEVILキャラだろ!という突っ込みあったらしてください。「英語語源の素描」渡部昇一 大修館書店 上智大教授 英語学 練馬区関町南「日本語の論理」外山滋比古 新潮社 昭和女子大教授 イギ…

『欠陥翻訳時評シリーズ』 別宮貞徳 文芸春秋社

やっぱり、誤訳だったのか!―欠陥翻訳時評作者: 別宮貞徳出版社/メーカー: ジャパンタイムズ発売日: 1996/11メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る特選 誤訳・迷訳・欠陥翻訳 (ちくま学芸文庫)作者: 別宮貞徳出版社/メーカー: 筑…