ゴードン・R・ディクスン

『ドルセイへの道』 ゴードン・R・ディクスン  創元

NECROMANCER 本書の時代は21世紀、「ドルセイ!」より前のエピソードになる。ドナルが生まれた軍人惑星ドルセイにまだテラナーが植民以前のお話であり、本文中にドルセイのドの字も出てこないが、本書は「ドルセイ!」の前編ではなくて続編なので…

『ドルセイ!』 ゴードン・R・ディクスン  創元

14世紀から25世紀の人類史を描く、”貴公子の系譜”シリーズの2403年からの5年間、 エピソード7から12のどれかのお話である。(え〜い、無責任なw) それにしてもなんとストーリー展開の速いお話だったのか! 士官候補生ドナル・グレイムはこの一冊で12の恒星…

『タイムストーム』 G・R・ディクスン 講談

本書のベストセリフ「自分の人生について最初の大発見に到達した。それはだれも本当には人を愛さない、ということだった。人間は若い時には、母親を必要だと思う一つの本能が先天的に備わっている。そして又、その母親には別の本能が与えられていて、子供に…

『ドラゴンになった青年 ドラゴンウォーズ1』 ゴードン・R・ディクスン ハヤカワ 

お姫様を救出する役の勇者が、ファンタジー世界でドラゴンの姿のままで悪戦苦闘するという、 常に社会のマイナリティを主人公にする作者らしい作品だが、 例によってキャラクター設定は良いが、ストーリーがいまいちのディクスンである。 本を読む動機を装丁…

『ドラゴンの騎士 ドラゴンウォーズ2』 ゴードン・R・ディクスン ハヤカワ 

本を読む動機を装丁の美しさに求める女は、 装丁が紫堂恭子だと知ると読むのかしらん? って、1巻と同じギャグで誤魔化すには、紫堂恭子はマイナー過ぎますね。 私も辺境警備ぐらいしか、作品を知りません。 まあ、萩尾望都よりは紫堂恭子の方がディクスン…

『ドルセイ魂』 ゴードン・R・ディクスン 石田 善彦 訳 創元

本書の主人公たちは、お年が不自由な女性とガキと手足が不自由な人である。 彼らが屈強な男達の軍隊を敵にまわして勝ってしまう素晴しい設定。

『ドルセイの決断』 ゴードン・R・ディクスン 石田 善彦 訳 創元

・ドルセイの決断 ・戦士 ・ペンと剣 ・最終百科事典 鯨座タウ星系惑星セタのナハールを、 革命軍から守る依頼を受けたグレイム兄弟だったが、 これは罠だった! 与えられた戦闘ユニットはすべて革命軍に寝返った。 グレイム達のもとに残ったのは軍楽隊だけ…

『兵士よ問うなかれ』 ゴードン・R・ディクスン 石田善彦 訳 創元

兵士よ問うなかれ (創元推理文庫 (679‐6))作者: ゴードン・R・ディクスン,石田善彦出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1985/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るディック・フランシスの『利腕』を体が不自由な人を主人公にした傑作と評価す…