『西洋美術史』?「ギリシア美術とローマ美術」 高階秀爾 美術出版社

?ギリシア美術とローマ美術
古代美術史家の蒼き巨星はフルトヴェングラー(1853〜1907)。
グフでガンダムに挑むもアムロに撃破される。

?aクレタ美術とミュケナイ美術
エヴァンズのクノッソス発掘。
ミュケナイ美術はクレタ美術を受容しながら発展。
城壁など防御施設が貧弱で、自由であるがゆえに秩序に欠けるクレタ建築。
ミュケナイ建築は、堅牢な城壁を巡らせた城塞と王宮を兼ねる建造物に特徴をもち、
メガロン<平面長方形の住宅形式>のような整然としたプランを有する建物を中核に置いていた、
後のギリシア建築を特徴づける構築性が既に認められる。
豊かな自然主義から簡潔で硬直化した形式主義へと推移するミュケナイ美術の変遷理由は謎である。
う〜む、これは、推理の盲点を突いた捻りの効いたトリックだぞ(藁

?bギリシア美術
幾何学様式時代
幾何学様式。
世界各地の先史古代美術に認められるが、
ギリシア美術が一線を画するのは、モチーフのみならず、
配置、構成も幾何学的。
アルカイック美術
黒像式陶器画。
クラシック時代
四色主義<テトラクロミズム>。
クラシック様式初期段階の彫刻は厳格様式。
絵画における秩序とは空間構成。
アポロドロスは、舞台背景画<スケノグラフィア>で
線的要素<幾何学的遠近法>ロボと色彩的要素<空気遠近法>ロボを合体させて、
絵画的空間の構築法をパワーアップさせたが、
宇宙要塞ア・バオア・クーアムロガンダムに倒された。
パラシオスは寓意的表現に優れていたが、
ニュータイプに目覚めたアムロの敵ではなかった。
アペレスは明暗法<スキアグラフィア>、ハイライト<ルーメン>、遠近法を駆使して戦ったが、
肺癌で死んだ。
ヘレニズム時代
美術の産業化<大衆化>により古典主義美術の伝統が一時途絶える。

?cエトルリア美術とローマ美術
エトルリア美術
文月今日子の漫画を参照せよ(マイナー過ぎる藁
ローマ美術
ネオ・アッティカ派の洗練されたクリアーな味の古典主義美術はローマ帝国で大ヒット商品となる。
厳格な左右対称性、神殿の高い基壇、コリントス式柱頭の多用、内部空間の重視がローマ建築の特徴。
シリカ<多目的公会堂>という新型ロボがロールアウト開始。
メガログラフィアと呼ばれる360度大画面全周操縦システムも開発された。
風景画的要素の強い神話画、神話的風景画も発達する。
主要人物のみをより大きく表わす表現主義的傾向が生まれ、
帝政末期にはそれが主流になる。
アウグストゥスやユリウス・クラウディウス朝の皇帝たちは、
理想化された古典主義によって表わされているが、
五賢帝時代からセウェルス朝時代の皇帝肖像は、
その内面性をも明らかにするような写実主義に変遷した。