ポール・アルテ

『赤い霧』 ポール・アルテ 早川ポケミス

フランスの冒険小説大賞だが普通の本格ミステリ。舞台が1887年なのは超有名作の版権に侵略する為w。あの人を容疑者にしただけでも凄い!

『七番目の仮説』 ポール・アルテ 早川ポケミス

ツイスト博士シリーズ。『狂人の部屋』 がポール・アルテ の最高傑作だと思うが、ネタの密度はこっちの方が上か?殺人の究極のアリバイは別の殺人だと別現場で同時殺人する犯人の努力は凄いよなw。

『虎の首』 ポール・アルテ 早川ポケミス

ツイスト博士シリーズ6作目。偶然の要素が入ったのは惜しいが、密室トリックと凶器の謎が見事に融合している物理トリックはエレガントで好みでした。

『赤髯王の呪い』 ポール・アルテ 早川ポケミス

ツイスト博士シリーズ13作目。幻の第1作、55部の私家版「赤髯王の呪い」と短編3編を収録したもの。「赤髯王の呪い」は150Pだが、6件も密室殺人事件が出てくる!全部違うトリックにするにはページが足りないせいか、最初の4件はアイザック・アシモフ の短編の…

『狂人の部屋』 ポール・アルテ 早川ポケミス

ツイスト博士シリーズ4作目。ミステリに出て来る超能力者は手品のトリックを利用している詐欺師でしか有得ないが、本書の能力者は本人がマジに自分を能力者と信じているのが捻りが効いていて良い。

『カーテンの陰の死』 ポール・アルテ 早川ポケミス

ツイスト博士シリーズ3作目。山田正紀の世界最小の密室ネタにはもちろん負けているが、玄関の扉とカーテンに仕切られたシンプル密室ものとして傑作。物理トリック仕込むスペースがほとんどないので、トリックの単純さにあっと驚く人もいるかもしれない。

『死が招く』 ポール・アルテ 早川ポケミス

ツイスト博士シリーズ2作目。1作目には劣るが、サクサク読めます。謎の一部に偶然の要素が入ったのは残念。ミステリに出てくる動物は、猫と犬が双璧で、猿とか蛇とか烏とか海豚が出てくるのもあるが、本書は珍しい鴨ミステリでもあるw鴨フェチの人は必読w…

『第四の扉』 ポール・アルテ 早川ポケミス

ツイスト博士シリーズ1作目。作者はフランス人だが、舞台はイギリスであり、ジョン・ディクスン・カー を後継する作品である。最初は主人公の名はギデオン・フェル博士だったが、著作権の壁を突破出来ずに、オリキャラとして微修正したそうな。幽霊が犯人と…

『殺す手紙』 ポール・アルテ 早川ポケミス

殺す手紙〔ハヤカワ・ミステリ1840〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリー)作者: ポール・アルテ,平岡敦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/10/08メディア: 新書 クリック: 23回この商品を含むブログ (26件) を見るなんだ、今回は密室無しのただのサスペン…