三国志

『小説三国志』 鄭飛石 光文社

周大荒の反三国志に似ている。

『孔明推理綺譚―幻説五丈原』 辻真先 光栄

五丈原で発生した密室殺人事件に、名探偵孔明が挑む!って、なんか勘違いしている作品。

『三国幻獣演義』 秋月達郎  ASPECT

まあ、どっちかと言えばファンタジーだけど、牛金と曹豹のファンにはお勧め。劉備にとって最大の宿命のライバルが曹豹だったなんて凄すぎる設定だ。

『破・三国志』 桐野作人 学研

蜀贔屓のIf物としてはまともな範疇に入るか?

『三国志蒼竜伝』 桐野作人 PHP出版

呉贔屓というか周瑜公瑾贔屓の作品。悪役孔明のみじめな最後を読みたい人向け。

『赤壁の宴』 藤水名子 講談社文庫

周瑜のファンには泣けるいい話かもしれない。愛しあってるのに肉体の関係になるのは踏みとどまる、孫策伯符と周瑜公瑾の愛はなんて切ないの!って、やっぱり女の子向けの話だね。

『公子曹植の恋』 藤水名子

曹植が主人公なら側近NO1の楊脩徳祖が大活躍すると思って読んだが、やっぱり私が甘かったです。楊脩はたった数行しか登場しません。

『三国志孔明死せず』 伴野朗 光栄

孔明も馬謖も死なないで、悪い発明をして人殺しに勤しむ作品。火薬を発明したのは実は孔明だったのだ!(笑)

『放浪の子竜趙雲』『天翔の騎士趙雲』 大場惑 光栄

女嫌いの趙雲にラブラブファイアーさせるというとんでもない作品。文武両道完全無欠の趙雲の只一つの欠点が女性蔑視主義なのが趙雲の魅力である。恋人を殺されて復讐を誓うキャラなんて三国志でなくてもどこにでもいるキャラやんけ。作者は色事に縁の無かっ…

『奇書三国志』 伏見健二 サンマーク出版

脳内革命というトンデモ本で有名な版元の三国志ものだから、企業イメージ通りのトンデモ三国志である。無能に思える劉備玄徳の下に有能な男達が集まったのは、劉備玄徳が実は美少女だったからというふざけた作品。中国の大人(ターレン)思想が理解出来てな…

『紀・三国志』 谷なんとか 

超能力少年孔明が黄巾賊退治する導入部からはじまるトンデモ三国志。この作者には別の三国志小説もあるが、この作品に呆れ果てたので読んでません。鎧兜を身につけず、剣を持たなかった孔明の美学が判らんのか、このタコ!人殺しの美学を求めるなら三国志に…

『三国志』 北方謙三

ハードボイルド馬鹿の出鱈目三国志。三国志を舞台にする必然性がないと言うか、三国志を侮辱するふざけた小説である。史実を捻じ曲げ、呂布や張飛や馬超等の肉体派のみを美化してる。楊脩徳祖は小者の代表みたいに扱われたあげく、鶏肋の謎を解けなかった故…

『私説三国志天の華地の風』 江森備 光風社出版

私説三国志 天の華・地の風 完全版〈10〉 (fukkan.com)作者: 江森備出版社/メーカー: 復刊ドットコム発売日: 2008/03/15メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るオヤジ系三国志の研究本では絶対紹介されないホモホモ三国志である。…