『公子曹植の恋』 藤水名子

曹植が主人公なら側近NO1の楊脩徳祖が大活躍すると

思って読んだが、やっぱり私が甘かったです。

楊脩はたった数行しか登場しません。
ひたすら曹植の恋心が語られる小説です。

楊脩処刑後に、曹植が楊脩の言うことを聞いて

兄と戦って自分が皇帝になるべきだったかと後悔するのが哀れである。

誰か楊脩が大活躍する公子曹植の野望って書かないかしら?

公子曹植の恋 (講談社文庫)

公子曹植の恋 (講談社文庫)