『1ダースまであとひとつ』 山田正紀 光風社出版
「身元不明につき」
「甘い生活」
「夢で会いましょう」
「自転車泥棒」
「地獄表を見る男」
「しつけの問題」
「ビニールハウス」
「追放船」
「竜の侍」
「誰も知らない空港で」
「システムダウン」
ホラー、ミステリー、ノワール、ファンタジイ、SF、時代、ユーモアと
バラエティに富んだ短編集。
しかし、なんちゅー手抜きのタイトルだw。
私だったら11のカオスとでも名付けるぞ。
一番面白かったのは、「竜の侍」である。
江戸時代に恐竜の化石発掘する侍の物語。
他の作品は他の作家でも思い付きそうなよくあるネタが多いが、
「竜の侍」はさすが正紀である。
侍の面子の為に討ち死にしなくてはならない
江戸時代の馬鹿馬鹿しさが良く書けています。
- 作者: 山田正紀
- 出版社/メーカー: 光風社出版
- 発売日: 1991/10
- メディア: 単行本
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