『日曜日には鼠を殺せ』 山田正紀 祥伝社文庫

無駄な描写で水増ししないのが山田正紀 の長所だが、

本作のたった160Pは短かすぎるよなw

山田正紀 版「標的ナンバー10」というか「バトルランナー」というか

死のロングウォーク」というか「スティール・ポール・ラン」?

逃げるのは政治犯、追うのはロボット。

ロボットの知覚装置を如何に騙して逃げるかが争点になる

認知科学SF。
認識や心の問題を哲学的にもっと書いた方が更に傑作になったよな。

アクション中心のあっと言う間に読める作品である。