『金魚の眼が光る』 山田正紀 徳間文庫

昭和12年北原白秋の金魚の童謡見立て連続殺人事件発生!

明治37年の中島白雨殺人事件も絡む!!

歴史ミステリとして日本人論にも発展する傑作。
SF寄りの正紀ではなくて、純文学寄りの作家が書くべき作品。

石川啄木を主人公にした『幻象機械』 のように

文学表現までは再現してないので、

古臭い表現が苦手の人でもスラスラ読めます。