『ピカソ―剽窃の論理』  高階秀爾  ちくま学芸文庫

既成概念に囚われない、独創性溢れる、自由奔放な天才画家!
と一般に思われているパブロ・ルイス・ピカソが、剽窃の論理でしか絵が描けなかった、
薄汚い盗作野郎であると、豊富な元ネタを提示して証明した、
美術史学上に残る会心の一作。
ピカソが盗作した元ネタの画家がイパーイ出てくるが、
天才画家と呼称されているのは、ゴヤのみで、
さすが、高階秀爾大先生の眼は確かである。
ベラスケスもドラクロワルノワールもマネもドガレンブラントも単なる巨匠、大家扱い。
本物の唯一人の天才画家はゴヤのみざんすw

ピカソ 剽窃の論理 (ちくま学芸文庫)

ピカソ 剽窃の論理 (ちくま学芸文庫)