『群雄三国志大軍師伝』 大河原龍二 学研

曹沖が14才で死なずに自勢力を築き、

「曹沖・劉備連合軍」対「曹丕孔明連合軍」

という凄い戦いが展開されます。
孔明は悪に目覚めたわけではなくて、

罠に嵌められて劉備を裏切らざるをえない破目に陥るのだが、

孔明劉備陣営に帰還してから行われる

最終決戦が王道の戦いでデラかっちょええ!

実は三国志と楚漢戦争をネタにした作品(w

意外と正史寄りである。

楊修のライバルは司馬懿ではなくて

史実通りのマイナーキャラです。

(「絹の荷馬車に隠れて潜入するぞ!」事件の話)

演義を更にふざけた展開にしたIFものが多いが、

これはけっこう新鮮で当りの作品であった。