「レオン・スピリアールト」編集:福満葉子

Leon Spilliaert: Life and Work

Leon Spilliaert: Life and Work

2003年に行われたレオン・スピリアールト展の図録である。

絵の感想は後日に書く。

スピリアールトの名セリフは書いておく。

「僕には恋人がいました。僕にとって初めて愛した人で、

これからも彼女以外の人を愛することはないでしょう。

でも彼女とは数ヶ月前に別れました。消耗させられたからです。

全てが終わってしまいました。

女性との関係が僕を慰めることはもうないでしょう。

僕は交差点を通り過ぎてしまった。

目の前には、大平原が、広大な空が、空間がぽっかりと空いているだけです。

僕はけっして結婚しないでしょう。

今後、このたぐいのことを僕に尋ねて、僕を苦しめないで下さい」

以下の作家達の絵にスピリアールトはインスパイアされている。

エドワード・バーン=ジョーンズ「黄金の階段」

カルロス・シュヴァーベ「百合の聖母」

鈴木華頓

フェルナン・クノップフ「夕暮れ」

フェルナン・クノップフ「オクターブ・マウスにおくったカード」

鮮斎永櫂「月に梟」

河鍋暁斎「上毛妙義山之図」

ヤン・トーロップ「3人の花嫁」

カルロス・シュヴァーベ「苦しみ」

エドヴァルド・ムンク「叫び」

カスパル・ダーヴィド・フリードリヒ「朝日のなかの女性」

エドゥワール・ヴュイヤール「散歩する少女たち」

オディロン・ルドンアポロンの二輪馬車」


フランク・ロイド・ライトの「グッゲンハイム美術館」のデザインは、

スピリアールトの絵「めまい」の塔のパクリである(藁