2011-06-06から1日間の記事一覧

『卵をめぐる祖父の戦争』  デイヴィッド・ベニオフ  ハヤカワポケミス

本書のベストセリフ「あんたたちホモのカップルみたい。本のことなんかべちゃくちゃとしゃべりあって」

『地球軍独立戦闘隊』 山田正紀 集英社文庫

「地球軍独立戦闘隊」 「恋のメッセンジャー」 「眠れる美女(スリーピング・ビューティー)」 「西部戦線」 「かまどの火」 「霧の国」

『チョウたちの時間』 山田正紀 角川文庫

想像出来ないものを想像する天才山田正紀。今回のモチーフは時間というか超時空間で、テーマは人間知能の限界、知識欲である。

『50億ドルの遺産』 山田正紀 徳間文庫

ベトナムから消えたアメリカ軍の50億ドル相当の兵器を探せ!となるのが普通の冒険小説だが、天才正紀なので捻りが凄いです。

『贋作ゲーム』 山田正紀 扶桑社文庫

「贋作ゲーム」 「スエズに死す」 「エアーポート・81」 「ラスト・ワン」 「アマゾン・ゲーム」 「マッカーサーを射った男」 「伊豆の捕虜」の七編が収録されたノワールもの短編集だが鬱陶しい純文学寄りには走らずに、ゲーム性溢れるエンタメの傑作。

『重力が衰えるとき』 G・A・エフィンジャー 浅倉 久志 訳 ハヤカワ

SFマガジン、本の雑誌、そして翻訳の世界でも、1989年度SFベスト1のような扱いをされておったが、(翻訳の世界は本当は2位です。1位はレムの完全な真空です)こんなもんが年間ベスト1になるとはSFも随分つまんなくなったもんだ。

『剥製の島』 山田正紀 徳間文庫

「アマゾン・ゲーム」 「閃光」 「賭博者」 「湘南戦争」 「密猟者たち」 「イブの化石」 「マリーセレスト・2」 「剥製の島」イスラム未来社会ハードボイルド「イブの化石」が凄い!

『地球・精神分析記録――エルド・アナリュシス――』 山田正紀

本書は山田正紀お得意の神狩りテーマとビッグコンピュータ襲撃テーマを足して2で割ったお話、 と思わせてそうはならないw

『神々の埋葬』 山田正紀 角川文庫

2000年間暗躍していた神の眷属。が、彼らは一枚岩ではなくて、お互いに戦い続けていた。神の眷属として超能力を持つことになる主人公は、人類6000万人虐殺計画を阻止しようとする。

『終末曲面』 山田正紀 講談社文庫

・「贖罪の惑星(ほし)」 ・「薫煙肉(ハム)のなかの鉄」 ・「闇よ、つどえ」 ・「銀の弾丸」 ・「熱風」 ・「非情の河」 ・「終末曲面」

『謀殺のチェス・ゲーム』 山田正紀 ハルキ文庫

キャラを冷然とゲームの駒に徹した、善悪を超克した敵味方のスリル溢れる謀略物の傑作。