『アシモフの科学者伝』 アイザック・アシモフ 小学館

アルキメデスからアインシュタインまで、人類の生活向上に貢献した発見発明者(科学者に加え技術者も含まれる)の伝記と、その業績とその時代背景を簡潔にユーモラスに描いた、世界一の科学解説者のアシモフの本領発揮の作品。
中学数学さえ解けない、小学校の算数レベルの数学力しか持ってなかった製本工ファラデーが、王立協会所属の科学者として認められるまでのエピソードが一番励みになるか?
数学は高校レベルで数学が苦手なアインシュタインはファラデーの肖像画を飾っていたそうです。
アシモフは理論屋より金物屋への評価が高いように感じた。
数式で証明出来なくても構わない、実験の観察結果として素晴しい真理を発見出来る可能性があるのだ!
アシモフは科学者として認めてないが、理論だけのタレスポパー先生は科学者と認めているので、サービスして認めて欲しかった()
アインシュタインと生活向上の為の科学にピンとこない人もいるかもしれないが、
相対性理論がなければGPSも正しく作る事が出来ないのですよ。

アシモフの科学者伝 (地球人ライブラリー)

アシモフの科学者伝 (地球人ライブラリー)