『吉原螢珠天神』 山田正紀  集英社文庫

「あやかし」
「辛うござる」
「吉原螢珠天神」

本書のベストセリフ

「功名といえばきこえはいいが、人を殺めることではないか。

人を殺めて、殺めた者の名を首帳に記して、なんの功名ぞ。」


チャンバラSF短編集。

宇宙人を朝鮮妖術師に変えれば、荒山徹の世界になります。

剣禅一如を超える究極の兵法、剣食一如、至高の食材はキムチ!

という「辛うござる」なんて、作者名伏せて読ませたら、

誰でも荒山徹作だと言うだろうw
正紀は荒山徹に30年先行していたなww