『おとり捜査官 1 触覚』 山田正紀 朝日文庫

ポルノっぽいのも読者をミスリードする技法であり、

ありえない意外な犯人の本格推理の傑作。

強姦者と痴漢の犯罪心理は違うとか、

犯罪心理捜査官ものとしても傑作。

解説者はジェフリー・ディーヴァーリンカーン・ライムシリーズに

匹敵するかのように書いてます。
リンカーン・ライムシリーズよりこっちの方が書かれたのは先。

天才正紀なので、

世界中の天才の傑作を先取りしていても当たり前。

正紀に匹敵するほどジェフリー・ディーヴァー が進歩していたのなら、

リンカーン・ライムシリーズを読みたいと思いました。

おとり捜査官 1 触覚 (朝日文庫)

おとり捜査官 1 触覚 (朝日文庫)