『雷鳴の館』 ディーン・R・クーンツ 扶桑社ミステリー文庫
まさに究極のエニグマ。
ベタなタイトルで幽霊やゾンビが出て来て、
ホラーでしかありえないと思うと、
島田荘司に匹敵する大スケールのトリックで、
超常現象を科学的合理的に説明し、
実はミステリだったと判る話。
これを超える大スケールのトリックは、
ジェイムズ・P・ホーガン ぐらいにしか書けないだろう。
「星を継ぐもの」 ではなくて、
SFと思わせて実はというアレと同じ。
ネタバレしてないよね。
この作品はネタバレ厳禁である。
- 作者: ディーン・R.クーンツ,Dean R. Koontz,細美遥子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 1989/11/01
- メディア: 文庫
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