『雷鳴の館』 ディーン・R・クーンツ 扶桑社ミステリー文庫

まさに究極のエニグマ

ベタなタイトルで幽霊やゾンビが出て来て、

ホラーでしかありえないと思うと、

島田荘司に匹敵する大スケールのトリックで、

超常現象を科学的合理的に説明し、

実はミステリだったと判る話。
これを超える大スケールのトリックは、

ジェイムズ・P・ホーガン ぐらいにしか書けないだろう。

「星を継ぐもの」 ではなくて、

SFと思わせて実はというアレと同じ。

ネタバレしてないよね。

この作品はネタバレ厳禁である。

雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)

雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)