『日本沈没』 小松左京
これは映画の方が良かったと思う。
小説は地味すぎる。
というか、映画の方がキャラ立ちがはっきりしている。
「最後の最後まで日本人を救出するぞ!」の主演の藤岡弘アニキがチョーいい。
恋人とのラブラブファイヤーより、D3のメンバーとして職務を真っ当する藤岡弘に燃え萌えである。
離れ離れになる恋人達だが、
日本沈没後、ロシアで再会するというプレゼントを用意したエンドロールも上手い。
ロシアと朝鮮という隣国に簡単に避難出来ない
日本の外交問題の瑕疵の描写は小説版の方が深いが、
イエローモンキーなんか全滅してしまえばいいのよ!
という白人諸国の本音を日本映画で語るわけにはいきませんからなw
主演は田所博士かいな!と思わせるほどの小林圭樹の怪演も良かったですな。
原作では言葉遣いも丁寧な地味な博士だが、
映画では野蛮な田所博士もグッジョブだったと思う。
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