『魔の山』 トーマス・ マン 関泰祐, 望月市恵 訳
ドイツ皇帝ウィルヘルム二世が提唱した「黄禍論」に信奉した私は、
ドイツ文学に嵌っていた時期がある。
マンとヘッセは相当読んだつもりだが、
突っ込みたい作品はほとんどない。
で、「魔の山」であるが、
生真面目なドイツ人気質が感じられる良作だが、
主人公が降霊術パーティに参加するシーンがあるのには大笑い。
真面目で勤勉だが、主人公の知的レベルが低すぎる作品w
とりたてて読む必要はありません。
こんなもんより、ウルトラセブンの「魔の山へ飛べ!」や
マシンロボの「魔の山の騎士マスクロック」の方が知的レベルが高いと思いますww
- 作者: トーマスマン,関泰祐,望月市恵
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/10/17
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