『スタークエイク』 ロバート・L・フォワード  山高昭訳  ハヤカワ

中性子星のチーラ人と別れ、太陽系に帰還しようとしたドラゴンスレイヤー号だが、

事故が発生し、中性子星に向けて落下を始めた。

百万Gでクォークにまで分解されるのにたったの5分!

だがチーラ人にとってはそれは3472日を意味する。
ただちに人類救出委員会が結成されたが、中性子星に発生した星震により、

中性子星上のチーラ人は数人を残してX線で焼き尽くされ、

宇宙ステーションのチーラ人もシャトルを失い孤立してしまったのだ。

人間達より先に自分達を復興させねばならない!人間達は助かるのか?


カバーの煽り文句からはドラゴンスレイヤー号救出の話かと思うが、中性子星の星震がメインであり、

ストーリーが散漫した印象を受ける。

星震のアイデアがSFゲームを作るのに参考になっていいだろう。

短編で充分だったかも?