『マンガ 日本人と天皇』 作:雁屋 哲 画:シュガー佐藤 

政治と経済と教育の現場において、日本国に発生する全ての悪の元凶は、

天皇制にあると説いた素晴らしい本。

さすが雁屋哲である。

道理と正義が実現する社会を作るには、

憲法から天皇条項を廃止しなければいけないのだ!

左翼向きの本だと思うが、

天皇君が代の知識がない右翼の人にとっても、

歴史の勉強になって良いと思います。

君が代天皇の治世を讃える歌ではないと知ってましたか?

君が代は長寿を祝う単なる祝い歌で、

徳川将軍家正室が徳川の殿様に対して歌ったこともあるんでおますよ。

天皇崇拝主義者なら、天皇様を君と呼称するのは失礼です。

大君と言うべきです。

天皇を崇拝してもいないのに、皇室の歴史知識もないのに、

天皇制を維持しようと企む者の正体がはっきり判って、ナイスです。

天皇が悪だろうと善だろうとどうでもいいのです。

天皇を担いで天皇の権威を利用して、

自分に権力を付けようとする奴らがいるから問題なんです。

みんなが権威だと言えば、根拠が無くても、

信じて敬ってしまう、自己の確立が出来ない日本人には情けなくなります。

他人の人権を尊重しながら、確固たる自我を主張出来る、

自由で正義の国へと日本を解放する為に、

声高々に叫べ!

天皇条項を憲法から廃止せよ!」