名古屋市美術館名品コレクション展Ⅳ

●兄弟(虐殺Ⅰ):森村泰昌
ゴヤの「1808年5月3日」のパクリ。
「1808年5月3日」のカラー写真の中にCG合成で森村自身が登場している。
湾岸戦争への批判だということであるが、
ゴヤには全ての感動があるのだから、森村みたいにゴヤのパクリをするのは、
納得出来る。
反戦テーマで新しい絵なんて描く必要はない。
ゴヤがあるではないか!
新しい芸術家としての名誉を求めずに、
スペイン絵画のオマージュが多い森村の活動は評価出来る。
ベラスケスの絵をシュルレアリスム絵画にしてしまったのも、森村の絵にあったな。
手法としては、ミレーの「晩鐘」をシュルレアリスムにしてしまったダリのパクリとも言えるが。
ベラスケスが中世美術を完成させ、
ゴヤが近代芸術を創立し感動出来る現代美術のあらゆる主義の先駆者であるのだから、
スペインネタのパクリばかりする森村は、素晴らしい芸術を広めようとしている素晴らしい人だと思う。
感動出来ない新しい芸術家はいなくていいです。
芸術で人を感動させたいのなら、スペイン絵画の紹介者になれ!

●死の仮面を被った少女:フリーダ・カーロ
ジョジョの石仮面もどきを被った少女の不気味な絵。
これこそ芸術だね。
可愛い少女の顔なんかに芸術性はありません。
しかし、カーロが名古屋市美術館にあったとは意外であった。
名古屋市美術館はメキシコルネサンスに強いらしい、

売店で、ムンク「叫び」のメモ帳(350円)
ムンク「叫び」の腕時計(6100円)
モディリアニのネクタイ(5800円)を買う。

モディリアニは嫌いな方だが、人と待ち合わせる時に良い目印となると思ってネクタイも買った。
モディリアニのネクタイと言えば、絵柄は一目瞭然だね!(藁
今までは美術関係図書を目印にしていたが、これからは本を目印に持ち歩かなくて済むから楽っしょ。(藁
持ち歩くならムンク人形だよね!
(冗談です、危ない人に思えるので買うのは自粛した、あっ、抱き枕として使えばいいか!)