名古屋市美術館現代美術のポジション2003―吹きぬける新風

心に隙間風が吹き抜けました(藁。
素材で奇を衒ったワケワカラン芸術であり、もはや美術ではありません。
芸術というよりは美術ネタのギャグ作品としか思えん。
ギャグとして観るのなら、
笑わせようと努力している加藤万也の一発ギャグ作品群は、それなりに笑えるが、
私は感動して浸りたくて美術館に来ているのだが(藁
まともな絵が一枚もありません。
小川信司の作品は遠くから見たらまともな油絵に見えたが、
近寄ってみたらカラバッジオのパロディで白けた。
パロディの手法も色々あるが、一部分を消した完璧な模写という、
もっとも手抜きのレベルである。
名画から人物だけを消すという作品であるが、
見慣れた名画の、イージータイプの模写は、
モナリザ写楽が動くパチンコ屋のCMよりも芸がないと思う。
新しいことをやろうとして外しまくった作品ばかりで、
感動出来ない。
やはり現代美術は既に死んでいる。