再興第87回院展名古屋展

地下1Fから芸術文化センターに入る。
地下1Fにアートプラザという展覧会の情報コーナーがあったので入る。
日本のみならず、世界で行われている(行われた)展覧会の情報がGET出来る。
芸術ビデオも無料で視聴出来るみたいだが、
展覧会の図録も閲覧出来るみたいなので、
レメディオス・バロの展覧会の情報を探すと、1999年のやつが、
目録に残っている。
受付で、バロの展覧会の図録を請求したら、
1Fの美術図書館に行けと言われた。
で、1Fの図書館に入った。
レメディオス・バロを見せろ!ゴルァ!!
と要求したら、閲覧請求書をPCでプリントアウトしろと言われた。
メディオスで検索したら、レメディオス・バロ展以外に、
ジャネット・A・カプランが書いた、レメディオス・バロの伝記「予期せぬさすらい」
もHitした。
2枚の請求書を受付に出す。
受付の奥の閉架から、館員が「レメディオス・バロ展」を持って現れる。
これが、岐阜や名古屋の古本屋を20件探しても見つからなかった、
夢にまで見たバロの展覧会の図録か、ハァハァ…。
レメディオス・バロの伝記「予期せぬさすらい」は開架にあるので、
自分で棚から探して見るようにと言われる。
図録は館外貸出ししていないということなので、
取り合えず、「レメディオス・バロ展」を堪能する。
11時半2Fのレストランでまぐろ丼(850円)を食べる。
再び1Fの館内に戻り、「レメディオス・バロ展」に没頭。
見終わった(読み終わった)時は14時を過ぎていた。
レメディオス・バロの伝記「予期せぬさすらい」は館外貸出し可能ということなので、
今度来た時借りることにして、
常設のピカソクリムトを観る為に、10Fの美術館に行こうとしたが、
美術館は展示品入れ替え作業で休館でした。がぁ〜〜ん!
売店も美術館の中らしくて、何も買えそうにない…。
レメディオス・バロ展」の図録を見られたのは大きな収穫だが、
今日しか観られないイベント観ないと、なんか損した気になるので、
8Fのギャラリーの院展(800円)に入った。
ほとんどが、風景画だが、琴線に触れるのが4作品ありました。
ギャラリーの入り口にカメラもペンも禁止と書かれていたのでメモが取れなかったので、
タイトルを忘れてしまったが、4作品に触れる。

●都会
ベンチで眠るホームレスを描いた社会派作品。
ただ綺麗なだけの作品が並ぶ院展で、よくぞ入選出来たと思う。
こんな作品も入選出来るのなら、院展もまだまだ捨てたもんじゃない。
ベンチでホームレスが横になれないように、
1人ずつしか腰掛けられないように肘掛を追加したり、
暖かい木のベンチを冷たい石のベンチに変えたり、
壁のある休憩所の壁を撤去したりする自治体もあるが、
ホームレス問題を訴えるには取材したホームレスがやや弱い。
本当に街の中でスケッチしたのかという疑問も持った。
作者の頭の中で捏造したのではないかと邪推した。

●ジォルジオ・デ・キリコもどき
暗い街並みの中の影の人物で、キリコを連想したが、
閉じられた構図で、キリコよりは寂寥感が薄くいまいちではある。

クロード・モネもどき
「睡蓮」の出来損ないじゃん!(藁
それだけかぁぁい!(爆)

ポール・セザンヌもどき
「サント・ヴィクトワール山」の出来損ないじゃん!(藁