『西洋絵画300選』 監修:青柳正規(東大)

+長塚安司(東海大)+若桑みどり千葉大)+神吉敬三(上智大)+大高保ニ郎(上智大)+千足伸行(成城大)+木島俊介(共立女子大) 編集:大塚国際美術館+NHK文化センター+有光出版 協力:ミケランジェロ・ビアチェティーニ+古城容子+大塚不破土+橋本愛樹 製作;アイメックス・ファインアート 発行:有光出版

大塚国際美術館が陶版画にした1000点からのベスト300点の図録である。
他コンテンツとネタが被るので、300作全てには突っ込まない。
新たな突っ込みがある作品にのみ触れる。


●「月を眺める二人の男」フリードリヒ

絵画で政治的デマゴーグをやった傑作。
単純に風景画として観ても、幻想的な月明りの中の風景で、
デラかっちょええ!
もし二人の男が裸体の女だったとしたら、何の感動も呼ばない作品となる。
女の裸が芸術のモチーフになると思っている奴は、
碌に芸術に触れていないことバレバレですな(藁