『百頭女』 マックス・エルンスト 巌谷國士 訳 河出文庫
- 作者: マックスエルンスト,Max Ernst,巌谷国士
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1996/03/04
- メディア: 文庫
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巌谷國士訳だから、原文はフランス語であり、フランス語のギャグも展開されているようであるが、
解説読まないと理解出来ないようでは、巌谷國士の名訳も失敗してる気がする。
エルンストはドイツ生まれのくせに、フランスに帰化したからと言って、
フランス語でこれを書いたのは、軟弱に思える。
軟弱なフランス文化は駄目駄目よ(藁
解説で加藤郁乎が巌谷國士風のギャグやっているが、捨てろタイプというギャグは面白かったが、
肝心のエルンストのコラージュが白黒なので、求心力が薄くて、タルイ。
文は一行キャプションみたいなもので、絵本よりも文が少なくて、巌谷國士の名訳を味わうにも物足りない。
世界一の絵本は、シルヴァスタイン作、倉橋由美子訳の「僕を探しに」で0K?(古すぎるっちゅうの!藁