『光の帝国―常野物語』 恩田陸 集英社文庫
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/09/20
- メディア: 文庫
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初めて小説を読む小学生にはお勧めだが、
スレたおっさんが読んでも何も残らない小説。
恩田陸がこんなに馬鹿だったとは期待外れも甚だしい。
小澤征爾のエピソードは逆効果である。
小澤征爾の父小澤開作は、
息子に征爾と名付けたのですよ。
愛を賛美する小説なので当然戦争には批判的だが、
ユダヤ人の超能力者一族がアドルフ・ヒトラーを褒め称える小説があったら、
変だと思うだろ?
例えが飛躍しすぎたが、この小説はそういうような無神経なことを平然とやっているのだ。
単純に恩田陸に教養が無いだけの問題かもしれないが、
知性と教養溢れるおっさんには恩田陸は必要ありません。