『反逆とクリエイション―蜷川幸雄トークセッション』 蜷川幸雄 紀伊国屋書店
- 作者: 蜷川幸雄
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: 単行本
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蜷川幸雄「演劇は卑しい。鼻が高いとか目が大きいとかいう自分の責任でない部分が重要視される」
ニーナの劇を観に行った時、劇場のロビーで売っていたので、
ついつい買ってしまった本。
安彦良和対談集に比べると、
ニーナの知的レベルの低さが顕著だが、
ニーナの情報収集能力が未熟だと笑うしかない。
きち○いの戯言の宗教が学問に値すると信じているドキュソ中沢新一などを、
対談(正確には鼎談であるが)相手に選ぶとは、
ニーナの底も知れてますね。
アフォだけどニーナは真面目な素晴らしい人だと
この鼎談集からは読み取れます。
他のニーナのセリフも紹介しよう。
「演劇関係者は、卑しい肉体を使う表現者であることをもっと考えるべき」
「自己表現したがる若者たち、自分の素晴らしさを躍起になって証明しようとしている若者たちにはうんざりする」
「日本なんかで、大成してもしょうがない」
「イギリスではどんなベテラン俳優でもオーデションに参加するが、
日本ではベテラン俳優を試験することは許されない」
日本の演劇界は権威主義に塗れた糞ですな。
ニーナだけが世界に通用する素晴らしい演劇人である。
卑しい肉体表現が大好きな破廉恥で野蛮なゴロツキどもが日本の演劇の主流である。
女優を使用せず、オール男優のみの芝居を打つニーナに燃え萌え。
男優のみはスタジオライフもあるが、
ニーナには55歳以上の老人のみのユニットもある。
若い女優が出てくる芝居を見る奴は、
卑しい肉欲の虜ざんす。
ニーナが素晴らしいと言っても、
2時間一万円の芝居は、
本に比べると感動のコストパフォーマンスが悪いので、
もう、ニーナの演劇さえ観ないかもなw
ニーナの本はこれからも買いますww