『誇りへの決別』 ギャビン・ライアル 早川

誇りへの決別 (Hayakawa novels)

誇りへの決別 (Hayakawa novels)

ランクリン大尉シリーズ第二作。

本書のベストセリフ

「結婚とは自分を自分以外の者が限定してしまうことである」


相変わらずジェンダー観は素晴しいが、

やや長い上にテンポが遅くて一気読みはキツイ。

第一次大戦前のスパイ戦なので、テックレベルのアンバランス観はレアだが。

馬車を自動車で尾行して馬車が遅すぎるので悩んだりw

ミステリとして一応意外な結末もあります。