『ポークチョッパー:悪徳選挙屋』 ロス・トーマス 立風書房

本作の主人公は労働組合委員長。敵は大統領直属の謎の組織。

委員長の選挙戦をリアルに描写したかったらしく、ロス・トーマスお得意の複雑でイリーガルな謀略戦が発動するのが遅く(殺し屋は最初から登場してるけど)、これはロス・トーマス作品としてはやや劣る。

ホモネタあるのは素晴しいですが()。お尻の穴への挿入シーンありますぜよ、ハァハァハァ…。

30年以上前の作品なのに、男女の普通のセクロスシーンは揶揄し、ゲイ・レズ・バイネタが豊富なのは、ロス・トーマスのジェンダー観は素晴しかったですね。
30年前の作品だが現代でも新しい。