『離散系の数学 (コンピュータサイエンス大学講座)』 野崎昭弘 近代科学社

30年前に大学テキストとして書かれた本で、練習問題が豊富(答えだけで16Pもある)なので、数学パズル本として楽しく読める。

巡回セールスマン問題や一筆書き問題も出て来ます。

大学生向けだが、整数論代数学グラフ理論がメインなので、中学生でも解ける問題が埋まってます。

野崎先生というと自虐ギャグが面白いが、数学エッセイ本ではなくて、真面目なテキストなので、さすがにこの本ではギャグは爆裂してません。

教科書なのに叱咤を求める前書きがあるのは、さすがに腰の低い人格者の野崎先生である。某工大の先生はなんか指摘したらしい(笑)

離散系の数学 (コンピュータサイエンス大学講座)

離散系の数学 (コンピュータサイエンス大学講座)