『超人軍団 (スーパーカンサー②)』 山田正紀 徳間

今作の敵はバットマンワンダーウーマンスパイダーマン

アメコミファンのマッドサイエンティストが造った超人軍団である。

アメコミのような軽いノリでサクサク読めるが、超蟹男としてついに武器の鋏が登場するが、結局敵の超人三人を主人公は一人も倒せない(でも全員死ぬ)捻りが見事。

ワンダーウーマンの正体が女装した美少年なのもデラ好み。

社会派反日作家の正紀作品で本シリーズは一番軟派と言われるが、1作目は敵の女とセクスしてしまうが、この2作目では踏み止まり、だんだん硬派に、苦悩するいつもの正紀のヒーローに近づいてきた。

軽く読めるが、考えたい人にはジェンダー問題や反日問題が埋まってます。

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