『長靴をはいた犬』 山田正紀 講談社文庫

探偵は超能力者、そして犯人も超能力者、

二人が出会った時、犯人は探偵が

「あなたが犯人です」と言う場面を幻視する。

が、犯人には犯行した覚えは無かった!
予知のパラドックスもののSFと思わせて、ミステリとして見事な展開を見せる。