『目くらましの道』 ヘニング・マンケル 創元推理文庫
- 作者: ヘニング・マンケル,柳沢由実子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/02/10
- メディア: 文庫
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- 出版社/メーカー: 東京創元社
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文学的に長くなり、
本格推理としては0点。
犯人の行動を描写した後に、
警察側の推理が語られる、
推理が無意味になっている構成です。
読者には真実が明確なのに、
警察側の間違った推理を読まされる無駄が多い小説。
主人公の魅力と上品な文学的描写には価値があるが、
一応ミステリなのに推理要素が皆無なのは脱力する。
ワクワク感はゼロ。
文学として浸る小説です。