『悠久の銀河帝国』 アーサー・C・クラーク&G・ベンフォード 山高 昭 訳 ハヤカワ

・第一部 クラーク

・第二部 ベンフォード

第二部は50年後に書かれた「銀河帝国の崩壊」の続編であるが、

ベンフォードの描写がクドイ続編より、

クラークの第一部の方が、はるかにすっきりしていて良質のSFである。

お下劣なリーよりはマシかもしれぬが、落雷が落ちたとか、馬から落馬したとか、

危険が危ない!といったような、

ギャグのネタ一歩手前のベンフォードのくどい描写は読んでいて疲れます。