「銀河旋律」 成井豊
- 作者: 成井豊
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1992/04/01
- メディア: 単行本
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多少、名の知れた劇団キャラメルボックスの
成井豊の脚本なのでそれなりに斬新な時間論が展開します。
何度も過去を改変出来るが、過去の元の歴史の記憶は一時間で消えるという設定。
金さえ出せば誰でもタイムトラベルが可能になった時代の話。
過去を改変された元恋人たちが、再び巡り合うという話。
運命の出会いを妨害されても、巡り合ってしまうラストが、
恋愛至上主義者には感動出来るかもしれない。
キャラメルボックスって鶴田謙次に芝居のパンフ描かせたり、
大企業と協賛したりしてそれなりにメジャーかと思うが、
どんなもんかいな。
男でファンになるのはやっぱ恥ずかしいよな。
ファンの7割は女だし。
会場にいる男は三割だけっていうが、
会場に入って出るまでに、
視界に入った男の観客が三人しかいなかった
宝塚系の芝居よりは硬派ですよね?
まあ、演劇は飽きた。
演劇ネタの蔵出しは終了しますた。