『奇妙な論理Ⅱなぜニセ科学に惹かれるのか』 M・ガードナー 市場泰男 早川文庫

奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか (ハヤカワ文庫NF)

奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか (ハヤカワ文庫NF)

疑似科学糾弾書のバイブル「奇妙な論理」の続編というか、

原本は一冊であり、Ⅰに収録しなかった章を全部訳し、サイコップネタも追加した御本である。

小粒のネタだからⅠに収録しなかったわけで、全部読む必要はない。

空飛ぶ円盤の正体を明確にした章だけ読めばいいだろう。

あとのトリック暴きは、全て思い込みと偶然で説明出来るものばかりである。

空飛ぶ円盤の正体は全て観測気球である!

円盤の目撃例と観測気球の打ち上げ時期が100%一致しているのだ!(藁

一番面白いのは、マスゴミの捏造ネタというか、

無能なマスゴミ擬似科学を広めているという事実である。

空飛ぶ円盤目撃者第1号は、マスゴミに円盤を見たなんて語っていないのだ。

平べったい丸い石を水面に投げると、ピョンピョン跳びはねる。

そんな飛び方をしてる謎の物体を見た。

と語ったのに、聞き間違えた馬鹿なマスゴミは円盤が飛んでいたと報道したのである。


声高々に叫べ!

「馬鹿なマスゴミの報道を鵜呑みにせずに、読み捨てろ!」