『愛その他の悪霊について』 ガブリエル・ガルシア=マルケス 新潮社

愛その他の悪霊について

愛その他の悪霊について

本書のベストセリフ

「愛というのは自然の理に反した感情であって、

見知らぬふたりの人間を、

さもしい不健康な、

相互依存の中に閉じこめるものであり、

強烈であればあるほど

はかない関係に陥らせるのだ」


もう一丁いくぜ!


「あなたがたの宗教は死の宗教だ。

信仰が、死と向かいあう

勇気と至福とを吹きこんでくれることになっている。

私は違う――私は生きていることが

唯一根本的なことなのだと信じている」


愛と宗教を否定した素晴しい文学。

ヒロインもヒロインの母もウンコ塗れになる至高の文学に爆笑せよ!

前書きから大嘘爆裂!

これがっ!!

不条理を平然と事実として書く、

マジックリアリズムだっ!!!