『ママ・グランデの葬儀』 G. ガルシア=マルケス 集英社文庫

ママ・グランデの葬儀 (集英社文庫)

ママ・グランデの葬儀 (集英社文庫)

●大佐に手紙は来ない
●火曜日の昼寝
●最近のある日
●この村に泥棒はいない
●バルタサルの素敵な午後
●モンティエルの未亡人
●土曜日の次の日
●造花のバラ
●ママ・グランデの葬儀

無理して読む価値はない。

無理して褒めれば、

「大佐に手紙は来ない」の落ちは衝撃的というか、ギャグかよ!

と脱力してしまって、面白いといえば、面白い。

真面目な暗い話に思えて、

実はギャグが潜んでいるのが、マルケスの個性であろう。

内容ではなくて、マルケスの執筆態度がギャグ(藁。