『闇のパープルアイ』 篠原千絵

闇のパープル・アイ (1) (小学館文庫)

闇のパープル・アイ (1) (小学館文庫)

初代主人公が敵に洗脳され、
実の娘である二代目主人公と戦うという
ハードな展開を見せる変身人間SFの最高傑作。
平井和正ウルフガイシリーズは、なんともお気楽な
甘ったるい話であるかが、この漫画を読めば判ります。
少女漫画でありながら、
初代主人公は敵に強姦され、二代目を生む羽目になるのだ。
優秀な特殊能力の持ち主は、なんらかの組織にとって有効です。
その能力が遺伝するものであるのなら、
組織はセクースを強要してきます。
二代目は初代の轍を踏まないように、海外に脱出するラストが
とても感動的でありました。
日本にいては個人の幸福なんて追求出来ませんよ。w