『バッド・チリ』 ジョー・R・ランズデール 角川文庫
ハップ&レナードシリーズ。
のっけから大アクションが爆裂する。
森で恐怖の野生動物に遭遇する二人。
銃を乱射し、車で体当たりしてやっとの思いで倒した、
その凶暴な野生動物は…、
♪可愛い可愛い、コ、リ、ス
あしたも遊ぼうね、ホッホ♪
であるw
そして二人に迫る新たな脅威!
二人の金玉が大ピンチ!
レナードにはダニがとり付き、
ハップは氷漬けにされたうえ電流を流される!
主人公のピンチを救うのは、
『凍てついた七月』 のジム・ボブ・ルークである。
今回は三人主人公で、
例によって血塗れウンコ塗れの大活劇!
まあ、そんな話です。
レナードが黒人のゲイの無神論者というナイスなキャラでなければ、
お下劣過ぎて人様には薦められない作品。
一番差別されるのは、
女でも黒人でもゲイでもなくて、
無神論者であるという、
アメリカファンダリズムへの警鐘をもっと明確に書くと、
更によかったと思います。
- 作者: ジョー・R.ランズデール,Joe R. Lansdale,鎌田三平
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/09
- メディア: 文庫
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