『三国志の謎徹底検証』 加来耕三 講談社文庫

私が二番目に好きな研究家。

学説としては無視されているみたいだが、

新しい視点がいっぱいあります。
私が一番唸ったのは、劉備孔明の間には会話は成立しない説です。

日本みたいなちっぽけな島国でも明治政府が共通語

(標準語なぞ言語学には存在しない)

教育を始めるまでは、

北海道の人と九州の人がお互いに何を言ってるのか判らんというギャグは有名である。

広大な中国大陸はもっと方言っていうか、漢音と呉音の違いが酷いよね。

柴堆三国志の方はファンタジーだから読まなくていいです。