『Yの悲劇』 エラリー・クイーン 創元

Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)

Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)

世界一の推理小説である。

謎を全て解明し、

真犯人を特定出来ても、

逮捕出来ないという、

究極の真犯人が登場する。

普通の推理小説は犯人が判ればそれで終わりであるが、

本書はその先に驚天動地の感動が待ちかまえています。

クリスティの「オリエント急行の殺人」に怒り狂った人も、

本書には感動して探偵の決断に拍手喝采するであろう。

ただし、精神的に甘えている子供は本書には感動出来ないであろう。

社会的問題意識に溢れた至高の一品である。

○○な○○は○してしまえばいいのよ、ほーほっほっほ!